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【プロフィール】

​右側が吉田純、左側は故織井茂子氏

吉田 純(よしだ すみ)スミクリエイティブ代表

 

昭和5年11月9日生。87歳。東京出身。

昭和23年JUKI株式会社入社。

  • 技術研究員としてトレーサーに携わり、JUKI製機械装置だけでなく、競合の機械装置及び海外メーカー品まで幅広く研究。

  • 在職中の昭和27年に編物教室を開き、JUKI社員を中心に多数指導

昭和39年に現公益財団法人「日本編物検定協会」の初代審査員に認定されたほか、昭和42年には財団法人「全日本編物教育協会」より審査委員に委嘱されるなど編物の草分け的存在となる。

その後、高度なテクニックを駆使し、昭和61年には「ビーズの編込み方法」や「孔あき装飾片の編込み方法」など多数の特許を取得。

昭和63年、独自の手法でニットにビーズを編込む高級婦人服(商標「Sumi creative (スミクリエイティブ)」)の製作を始める。手作りの高級感あふれるニットの婦人服は、著名人にも愛用されるなど人気を博した。

平成4年には、「君の名は」で知られる歌手の(故)織井茂子氏(写真左側)を招き、40周年記念作品展を赤坂プリンステルで開催。

その後、大量生産、大量消費の時代が押し寄せ、編物が衰退の一途を辿るなか、平成11年に編物の世界から身を引く。

◇しかし平成23年東日本大震災が発生、その後東北復興に関する記事で編物を通じて被災された方々が元気付けられていることを知り、「編物の復興」への使命感を抱く。これを果たすべく、編物に携わって60年という節目の平成24年、吉田純の編物技術を受け継ぐ須藤弘子先生とともに「スミクリエイティブ」を復活させる。

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